Creative Team
表現者
アオイヤマダ
2000年生まれ。
90年代のクラブ、アートシーンやアンダーグラウンドカルチャーから影響を受けつつ、独自の感覚と日常からのインスピレーションを融合させた表現の活動をしている。メディアアート集団ダムタイプ「2020」、東京オリンピック2020閉会式にソロ出演後、ヴィム・ヴェンダース映画「Perfect Days」、ショートフィルム「KAGUYA BY GUCCI」、Netflixシリーズ「First Love」や映画「唄う六人の女」に役者として出演。
Dear マツモト
あの頃、私はまだ青かった。
長い時間を経て成熟した果実が
飛んできた鳥に食べられて、
遠くの知らない土に眠ったあと、
新しい青が目を覚ます。
ぎゅっと抱きしめて、
今度は私もあなたと花を咲かせたい。
アオイヤマダ
表現者
Photographer
磯部昭子
武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。広告や雑誌、CDジャケット等の撮影を手がける傍ら作品制作を続けている。最近の展覧会に、「透明人間」(SOM GALLERY、東京、2023)、KG+2022(KYOTOGRAPHIEサテライトイベント)、松本市美術館×松本PARCO「パルコde美術館」など。主な写真集に『VIDEO LOOP』『ALTER EGO』などがある。
まだ何者でもない私は
地下の洋書ロゴスで洋書を見漁って
多くの写真集を買っていた。
思い出すのはそんな光景。
ネットなんてなかったからここにきたら
東京や世界と繋がれた。
ここは私の中継基地でした。
PARCOの周りがどんどん開発されていき、
それでもそこにはいつもPARCOがあった。
青春の目印だった。
また何かに生まれ変わっても会いにいくね。
ありがとう。
磯部昭子
Photographer
Art Director
清水貴栄
1987年長野県松本市生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、レッツゴー株式会社を設立。
教育番組のパッケージデザインや、アーティストのミュージックビデオ・舞台演出、大手企業のTVCM からコンセプトムービーまで、デザイナー視点ならではの映像演出と、独特な色彩感覚を活かしたアートディレクションで作品を作り続けている。テレビ東京“シナぷしゅ”、NHK “きょうの料理”、松本PARCO35 周年のデザインなど、幅広く活動している。
高校生の時に何度も通った、松本PARCO。
とっても刺激的な場所でした。
売っている商品だけでなく、そこで働く人や、
そこに出かける人、みんなが影響しあった
空間がそこにはあって。
行けば必ず自分の感性に響き、
いつもキラキラ輝く何かを持って帰ることが
できる、そんな場所でした。
松本PARCO閉店が決まった今、
私は松本PARCOで感じたことを
次の世代につなげたいと思っています。
感性に響く、刺激的なものづくりを続けて、
人間が豊かになるように。
グッバイ松本PARCO!
この場所に出会えて心から感謝。
ありがとう!松本PARCO。
ありがとう!!
清水貴栄
Art Director