DEAR:MATSUMOTO | 松本PARCO
Thank you, Matsumoto.

Thank you, Matsumoto

icon

Concept

松本で生まれ、松本PARCOで育った
3人のクリエイターによる
親愛なるMATSUMOTOへ最後のメッセージ

営業終了まで残り100日を迎えた11月21日
これまで松本PARCOを愛してくれていた、
全ての人へ送ります

松本PARCOのはじまる場所に、この扉はありました
この場所から生まれた出会いが、広がり、つながっていきますように

Dear MATSUMOTO
ぎゅっと抱きしめて、わたしとあなたの花が咲く。

Thank you, Matsumoto

icon

Concept

松本PARCOと共に成長した私たちは、
この先にあるMATSUMOTOに想いを繋げるために再び集まった。

第2弾のビジュアルでは、松本PARCOにある池の中の岩が舞台。
日常の何気ない瞬間の風景が、ここではない世界のように見えてくる。

それは、松本PARCOが生み出した
クリエイターが作り出す新しい世界「新松本桃源郷」

新しい“青”は、天に向かってその手を伸ばす。
私とあなたの花を咲かせるために。
Dear MATSUMOTO

Thank you, Matsumoto

icon

Concept

モデル | アオイヤマダ
写真 | 磯部昭子
アートディレクション | 清水貴栄

松本PARCOに影響を受けて
育ったクリエイターたちによるPARCO へのアンサー。
地域のみなさんの心のなかに
松本PARCOが永遠に残っていくことを願い、
色褪せることのない普遍的なイメージを追求しました。
あえて挑発的に、
表現することの衝動をストレートに主張することで、
これからの時代を切り拓くひとたちに
エールを贈ることも意図しています。

Creative Team

icon

アオイヤマダ

表現者

アオイヤマダ

2000年生まれ。
90年代のクラブ、アートシーンやアンダーグラウンドカルチャーから影響を受けつつ、独自の感覚と日常からのインスピレーションを融合させた表現の活動をしている。メディアアート集団ダムタイプ「2020」、東京オリンピック2020閉会式にソロ出演後、ヴィム・ヴェンダース映画「Perfect Days」、ショートフィルム「KAGUYA BY GUCCI」、Netflixシリーズ「First Love」や映画「唄う六人の女」に役者として出演。

アオイヤマダ

Dear マツモト
あの頃、私はまだ青かった。
長い時間を経て成熟した果実が
飛んできた鳥に食べられて、
遠くの知らない土に眠ったあと、
新しい青が目を覚ます。
ぎゅっと抱きしめて、
今度は私もあなたと花を咲かせたい。

アオイヤマダ

表現者

磯部昭子

Photographer

磯部昭子

武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。広告や雑誌、CDジャケット等の撮影を手がける傍ら作品制作を続けている。最近の展覧会に、「透明人間」(SOM GALLERY、東京、2023)、KG+2022(KYOTOGRAPHIEサテライトイベント)、松本市美術館×松本PARCO「パルコde美術館」など。主な写真集に『VIDEO LOOP』『ALTER EGO』などがある。

アオイヤマダ

まだ何者でもない私は
地下の洋書ロゴスで洋書を見漁って
多くの写真集を買っていた。
思い出すのはそんな光景。
ネットなんてなかったからここにきたら
東京や世界と繋がれた。
ここは私の中継基地でした。
PARCOの周りがどんどん開発されていき、
それでもそこにはいつもPARCOがあった。
青春の目印だった。
また何かに生まれ変わっても会いにいくね。
ありがとう。

磯部昭子

Photographer

アオイヤマダ

Art Director

清水貴栄

1987年長野県松本市生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、レッツゴー株式会社を設立。
教育番組のパッケージデザインや、アーティストのミュージックビデオ・舞台演出、大手企業のTVCM からコンセプトムービーまで、デザイナー視点ならではの映像演出と、独特な色彩感覚を活かしたアートディレクションで作品を作り続けている。テレビ東京“シナぷしゅ”、NHK “きょうの料理”、松本PARCO35 周年のデザインなど、幅広く活動している。

清水貴栄

高校生の時に何度も通った、松本PARCO。
とっても刺激的な場所でした。
売っている商品だけでなく、そこで働く人や、
そこに出かける人、みんなが影響しあった
空間がそこにはあって。
行けば必ず自分の感性に響き、
いつもキラキラ輝く何かを持って帰ることが
できる、そんな場所でした。
松本PARCO閉店が決まった今、
私は松本PARCOで感じたことを
次の世代につなげたいと思っています。
感性に響く、刺激的なものづくりを続けて、
人間が豊かになるように。
グッバイ松本PARCO!
この場所に出会えて心から感謝。
ありがとう!松本PARCO。
ありがとう!!

清水貴栄

Art Director