閉館まで気を抜かず、変わらず、
今まで通りの接客をし続ける
Micle(販売代行:ムッシュニコルキャナルドゥ・タケオキクチ・インディヴィ)
代表取締役
蜜澤 英明
松本市内の高校を卒業後、東京都の文化服装学院で学ぶ。その後、松本市内のアパレルショップ運営会社に就職。松本PARCO内のメンズショップ5店舗の店長を歴任し、PARCO内で10店舗以上の立ち上げと運営に携わる。現在は、松本PARCO内に3店舗を運営するアパレル運営会社Micleの代表取締役を務めている。松本PARCOには38年間在籍し、メンズショップの店長との兼任で日々接客や販売を行っている。
閉館まで気を抜かず、変わらず、
今まで通りの接客をし続ける
あなたにとっての松本PARCOとは?
あなたにとっての松本PARCOとは?
松本PARCOは自分の全てです。新卒で働き始めてから、PARCOで本当にさまざまな経験をさせてもらいました。PARCOが最盛期だった頃は、県内外から多くのお客様が押し寄せ、休憩も休みも取れないほど毎日が忙しかったですが、同世代の仲間がたくさんいて、週に1度の休館日にはみんなで出かけたりと、楽しい思い出がたくさんあります。お店やブランドが変わっても、結婚や子どもの入学式などの節目にお店に来てくださるお客様もいて、そういった方たちとのつながりにも特別な思い入れがあります。
何も知らない状態からここまで働き続けられたこと、そしてそれを支えてくださったお客様に心から感謝しています。自分の成長、仕事、人間関係、プライベートなど、今の私があるのはすべて、松本PARCOで働けたおかげです。
あなたにとっての松本の街とは?
あなたにとっての松本の街とは?
歴史と文化、新しいものが融合していて、綺麗で居心地の良い街です。自分が慣れ親しんだ故郷で働きたいという思いもあり、就職を機に松本に戻ってきました。今では、観光で訪れたお客様を接客し、おすすめのスポットを教えることもあります。
2025年2月までの想いを教えて下さい
2025年2月までの想いを教えて下さい
閉店の話を聞いたときは実感が湧かず、信じられない気持ちでした。長い付き合いのあるお客様の中には、ショックでしばらくお店に来られなかった方もいらっしゃいました。自分自身も、お店がなくなった後のことはまだ考えられていません。特に昔は、PARCOが人々の憧れの場所であるというイメージがあり、PARCOに足を踏み入れるときには、身なりやふるまいをきちんと整え、仕事に臨もうという思いでここまできました。PARCOの閉館まで、気を抜かず、これまで通りお客様に喜んでいただける接客で店舗運営を続けたいと思います。