松本PARCOに
捧げた三十八年。
事業所
所長
藤原敬二
安曇野市出身で前職は銀行の設備管理。先輩からの誘いで松本PARCOに転職し、勤続38年を迎えた。館内のメンテナンスや環境整備、警備などを担当する事務所の所長を務め、防災センター内で懸案事故や改装工事などの工事関係の取りまとめをしている。
松本PARCOに捧げた三十八年。
あなたにとっての松本PARCOとは?
あなたにとっての松本PARCOとは?
38年間勤務していますので、思い入れは非常にあります。閉店については率直に言うと非常に残念だなという気持ちです。PARCOでの仕事はうまくいったこともあれば、困ったこともあり、試行錯誤しながらやり遂げることにやりがいを感じていました。毎年毎年、目標にしているものに向かっていくことが面白かったと思いますし、目標を達成するために何をしないといけないかをとことん考えたり、うまくいかない理由を突き止めたりするその過程も楽しかったですね。好きだからPARCOの仕事を続けられたと思います。
あなたにとっての松本の街とは?
あなたにとっての松本の街とは?
小さい頃は娯楽もなく、何かあれば集まる場所といえば松本でした。アーケードなんかもあって、中学生の頃から友達とよく遊びに来ていました。松本城もありますし、周りは自然豊かな街でした。小さい頃は、来る度にいろんなことがあって、新鮮な気持ちでした。今では松本の街が当たり前のようになっています。ここ10年ぐらいは街中に出てくる人が減ってきているように感じます。
松本PARCOがオープンしたときのことも印象に残っています。当時はバブルが崩壊して日本が冷え切っていた時期で、その中で松本にPARCOがオープンしたことは心配でしたが、お客様が継続的にきてくださったことにも驚きました。
2025年2月までの想いを教えて下さい
2025年2月までの想いを教えて下さい
松本PARCOが閉店すると聞いたときは、やっぱりそうか、閉めるという方向に向かうんだとちょっと残念でした。閉店することは残念ですが、松本PARCOのスタッフやテナントさんとクローズに向けて盛り上げていって、最高のフィナーレを迎えたいなと思っています。松本にいるお客様だけでなく、いろんなお客様にも喜んでいただいて、何かを残していけたらいいなと思っています。